妊婦さんが禁煙できない原因は、ニコチン依存だけではなく、タバコへの強い心理的依存も原因だと考えられます。まずは禁煙外来でも行われている、ニコチン依存度のチェックをしてみましょう。重度の依存と結果が出た場合は、禁煙外来の受診も考えてみましょう。
妊婦さんの禁煙サイト > ニコチン依存度を判定してみよう

禁煙しようとしても、何度も失敗してしまい、なかなかやめることができない理由のひとつは、タバコに含まれるニコチンに依存性があるからです。ニコチンは青酸カリにも勝る猛毒です。
喫煙によって体内に入るニコチンはごく微量ですが、健康に数々の悪影響を及ぼします。妊婦さんが喫煙すれば、お腹の中の赤ちゃんの健康をも損なう可能性があります。
また、女性が禁煙できない理由はニコチン依存だけではなく、タバコへの精神的依存度が強いことも原因だと言われています。妊娠中であれば、妊娠の進行による体の変化と、それに伴う、さまざまな不快症状や不安感、パートナーや家族との関係性の変化、妊娠出産による職場での立ち位置の変化など、たくさんのストレスにさらされているので、タバコへの依存度はさらに高くなると想像できます。
あなたのニコチンの依存度を判定してみましょう。
ニコチン依存度の判定は、病院の禁煙外来でもいちばん始めに行われることです。方法は6つの質問に答え、答えによるポイントの合計で判定します。
問1) 起床後何分で最初の禁煙をしますか。
−A.5分以内<3ポイント> B.6〜30分<2> C.31〜60分<1> D.61分以後<0>、
問2) 病院や、図書館、映画館など喫煙を禁じられている場所で禁煙することが難しいですか。
−A.はい<1> B.いいえ<0>、
問3) 1日の禁煙の中でどれが一番やめにくいですか。
−A.朝最初の1本<1> B.その他<0>、
問4) 1日に何本吸いますか。
−A.31本以上<3> B.21〜30本<2> C.11〜20本<1> D.10本以下<0>
問5) 他の時間帯より起床後数時間に多く喫煙しますか。
−A.はい<1> B.いいえ<0>
問6) ほとんど1日中、床に伏しているような病気の時でも喫煙しますか。
−A.はい<1> B.いいえ<0>。
以上の回答によるポイントの合計が6点以上なら、重症のニコチン依存症と判断されます。
重症のニコチン依存症と結果が出た場合には、医師の指導のもと禁煙を進めたほうが確実でしょう。
妊婦さんなら、かかりつけのお医者さんや看護士さん、助産師さんに相談するのがいちばんですが、家族に秘密で喫煙している妊婦さんなどは、なかなか相談しづらいかもしれません。
また、医師に強くたしなめられるのではないかと、不安に思う人もいるでしょう。
そこで、禁煙外来を受診してみてはいかがでしょうか?
禁煙外来では、患者さんを強く叱ったりすることはせずに、何度禁煙に失敗しても、ずっと応援とサポートを続けてくれます。タバコへの心理的依存がより強いと思われる、妊婦さんの禁煙では、誰かに話を聞いてもらうことは、依存からの解放をうながし、成功への近道となるでしょう。